Sacriphotography: 【レビュー】SIGMA sd Quattro　Part1　開封＆外観レビュー

7月7日に発売されたSIGMAのレンズ交換式ミラーレスカメラ「sd Quattro」を購入したので、まずは開封と外観レビューをしてみました。

公式サイト　http://www.sigma-global.com/jp/cameras/sd-series/

元々SIGMAのFoveonセンサーには興味があって、レンズ一体式カメラのｄｐシリーズを購入しようと思ってた時期もありましたが、レンズのf値が2.8だったので購入には至りませんでした。そんなおり、レンズ交換式のミラーレスカメラがSIGMAから出ると発表されて、しかもEVFも付いているとなれば買わないわけに行きません。発売日がアナウンスされたのが6月末。7月に入ってすぐにカメラのキタムラに予約注文に行き、レンズキット単体で税込み99、800円という価格も引き出せたので、すぐに購入手続きをして、発売日を待った次第であります。

まずはいつもどおり外観レビューをして行きたいと思います。

動画を作ったので御覧ください

もちろん写真でも紹介して行きますよ～

カメラの上部

特徴的なマウント部ですが、ミラーレスカメラでありながら既存のSAマウントをしようしている為、フランジバックを長くする為にこの出っ張りが必要になっているんですね。P社のレンガと呼ばれたカメラにコンセプトは似てるかも。グリップに関しては大型な感じがします。自分は手が普通の男性のサイズですが、多少大きいなと感じました。シャッターボタンに関してはもう少し傾斜してる方が押しやすかったと思います。残念ですね。LOCKスイッチは珍しいですが、LOCK状態にすればシャッターボタンとダイヤル操作しか受け付けないという誤作動防止に役立てる事が出来ます。賛否両論あると思われるEVFの位置。自分は利き目が左なので、右目でEVFを見ることを強制されるのは嫌ですが、そのうち慣れると思います。

カメラの下部

三脚穴はレンズ光軸と一直線になっています。バッテリーを入れる蓋の作りが凝っているのがポイント高いですね。三脚穴の横には別売りのバッテリーグリップを接続する端子もあります。

カメラの背面

ごっそり切り欠いたボディ右下ですが、このようにレンズキャップの上にボディを置いても安定しています。なぜこのデザインになったのかはわかりませんが、SONYのα７シリーズのようなバッテリーグリップを付けた時のもっさり感がsd Quattroには無いので、バッテリーグリップ込みでこのデザインになったのかもしれません。横長の液晶ですが、液晶の右側のおよそ３分の１程度はサブ液晶になっていて、現在の絞りやISOなどの情報が表示されます。（写真無くてすんません）
ボタン類に関しては可もなく不可もない押し心地ですが、残念なのは十字キーで、出っ張りが無くて爪で押さないといけないような感じなのがツライです。

サイドは端子が挿せる仕様

ボディの向かって右側は端子があり、HDMI、USB、レリーズケーブルが挿せるようになっています。USB端子のみケーブルが付属しているので、パソコンにデータを転送する時は重宝しますね。

ボディ逆サイド

ボディ向かって左側はSDカードスロットになっています。バッテリーの蓋もSDカードの蓋もしっかりした作りになっています。全体的に作りは良いです。しかし、AF速度の遅さ、EVFの不鮮明さ、書き込み速度の遅さなど、マイナス点もあるカメラだという印象も持ちました。しかし、あくまで自分の中での最大の評価の対象はFoveonセンサーから吐き出される絵作りなので、これが良いかどうかで、このカメラが今後あまり使われずにドナドナされるかどうか決まってくるでしょう。

30ｍｍレンズを付けた状態

正直ミラーレスカメラというと小さいという印象もあると思いますが、このカメラに関してはゴツイ仕上がりとなっています。当分は30ｍｍのキットレンズでいろいろスナップとか撮って行きたいと思っていますが、Foveonの絵に魅了されてレンズが増えて行った場合は、一眼レフカメラと同じように重たいシステムになって行くんでしょうね～

とりあえずsd Quattroで撮った写真