2013年4月23日火曜日

金山古墳で星空を撮影してみた!



久しぶりの更新ですね。

なんとなくエネルギーが無かったり、写真を撮る意欲が湧いて来なかったりしてたので、ブログ更新をサボっていました。


昨日は夜の9時頃に、こと座流星群がピークだったので、撮影に出かけてきました。

月の状態が満月に近づきつつあるので、星や流星を撮影するのには適していませんが、なにか面白い被写体と一緒に写し込めないかなと考えてみると、昔に訪れた古墳の事を思い出しました。

大阪府河南町の金山古墳というところです。

金山古墳は全国でも珍しい双円墳という形の古墳で、堀があって水が張ってあるような巨大な古墳ではなく、規模は小ぶりですが古墳の周りに遊歩道が整備されていて、歩いて7,8分ぐらいで全周を回れるので、歴史ロマンを間近で感じられる良い古墳です。

今回はNEX-5とマウントアダプターをつけてSIGMAの8-16mmのレンズで撮影してみました。

それでは写真をごらんください!




月明かりが眩しい
金山古墳 #02



こんな感じで遊歩道が整備されている
金山古墳 #03


ちなみに車が10台ぐらい止めれる駐車場もあるのでアクセスは車がベストですね。

トイレは無いけど、屋根付きのベンチはあります。



北斗七星と古墳を絡めてみる
金山古墳 #04



ちょっとばかり木も入れてみましょう
金山古墳 #06



たんぽぽの綿毛をローアングルで写してみる
金山古墳 #07



北斗七星と花
金山古墳 #08


花をLEDライトで照らしてみました。



実は今回はやりたい事がありました。

テレビで紹介されていた星景写真家の宮坂雅博さんの撮影技法です。

美しくファンタジックな写真ですね (宮坂さんの写真を拝借)
skunk cabbage in a galaxy


普通に写真を撮ってもこんな感じにはなりません。

遠くの星空を綺麗に撮るのと、間近の花を綺麗に撮るのを両立させる事は通常出来ません。


星空を綺麗に撮影するには、絞りを開放して無限遠にピントを合わせて撮影します。

具体的には条件にもよりますが、絞りが明るい(F2.8以下が望ましい)レンズを使い、ISO感度1600、シャッタースピード20秒ぐらいで撮影します。

星を沢山画像に残す為にはレンズの絞りを全開にしないといけません、そして距離のある星にピントを合わせる為にはフォーカスを無限遠にする必要があります。

しかし、これをやってしまうと手前の花にピントは合いませんのでぼやけてしまいます。


宮坂さんの写真をみると星空は綺麗にとれているけど、手前の花にもある程度ピントが合っています。

どうやっているのでしょう?


答えは遠景の撮影と近景の撮影を一度の撮影でこなしているのです。

拝借した写真の注釈を見るとこんな記述があります。

photography method    
(1)First setting is bulb mode and ISO3200 
(2)Next setting is F2.8(aperture ring scale →F2.8) 
(3)Next is focus setting on the star(focus ring scale→∞) 
(4)Shutter ON 
(5)30-50 sec exposure 
(6)Change it for F22 (aperture ring scale → F22) 
7)Change focus into a flower(focus ring scale →macro) 
(8)Light up the flower with an LED(2~4sec) 
(If wind is strong, flash bulb of the other camera) 
(9)Shutter OFF


①まずバルブモードにしてISO3200に設定します
②絞りをF2.8にします(この時に宮坂さんが使っていたレンズは開放がF2.8でした)
③フォーカスを無限遠にする
④シャッターを切る
⑤30-50秒ほど露光する
⑥絞りをF22にする(レンズの最小絞りにセットする)
⑦フォーカスを最短撮影距離に合わせる
⑧花をLEDライトで2-4秒ほど照らす
⑨シャッターをオフにする

ちなみに一般的なデジタル一眼レフではシャッターを切っている間に絞りを変更する事は出来ないので、それを可能にする為にマウントアダプターを使うという訳です。

こんな方法もあるのか、凄いなというのが感想です。

今回、私がD800を使わずNEX-5にマウントアダプターを付けて撮影した理由はここにある訳です。



私も挑戦してみましたが・・・
金山古墳 #09


綿毛にピントが合ってないし、レンズの絞り開放値がF4.5と暗かったので星空もあまり写らないという散々な結果に終わりました。

でも新しい事に試すのは楽しいし、久しぶりに三脚を立てて撮影するのは楽しかったので、まあよしとしましょう。

そしていろいろ試しているうちに流星群の事をすっかり忘れるという始末。

それでも肉眼で一個大きな流れ星を見れたので、満足な夜でした。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして、こんばんは。
宮坂さんの撮影方法を検索してココにたどり着きました。
私も、宮坂さんの写真の真似事をしてみたく、14mm短焦点まで買いましたが、絞り値をF22で付けないとエラーになってしまうので、方法や機材が違うのかと、色々、検索してココに来ました。
マウントアダプターが必要なのですね…笑
私もD800を所持してますので、参考になりました。
ありがとうございました。

kiyoshi mikoshiba さんのコメント...

匿名さんコメントありがとうございます!

宮坂さんの写真は美しいですよね、自分も模倣しようといろいろ挑戦していますが、うまく撮れたことはまだありません(^^ゞ

マウントアダプターの件ですが、宮坂さんはEOS 5D MarkIIとSIGMA 15mm F2.8 EX DG FISHEYE For Nikonを使い、Nikon→Canon conversion adapterを間にかませて撮影しています。

フランジバックの関係で逆は出来ないので、NikonのD800で宮坂さんの表現を模倣するなら、昔のマニュアルフォーカスのカニ爪の付いたレンズなら可能だと思います。

Nikonのレンズに関するサイト
http://kintarou.skr.jp/sanpo/F-MountDetails.htm#F-Mount_Bunrui

カニ爪の画像検索
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AB%E3%83%8B%E7%88%AA+%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%B3&espv=2&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=VIWhU5aOGoSwuATfj4GADA&ved=0CAcQ_AUoAg&biw=1920&bih=955

いずれにしても宮坂さんの撮影方法はなかなかシビアですし、機材もマウントアダプターなどいろいろそろえるのに敷居が高いです。しかしそれだけの価値が写真にあると思います。

同じD800仲間としてお互いに宮坂さんを超えるような写真を撮れるように頑張っていきましょう!

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