2013年12月1日日曜日
Sacriphotography0014
寒くなって来ると、まず身体が冷えて、ついでに心も冷えてくる。
冷えた心を温める手段が無いから、新しい表現方法を模索するために写真を撮る。
自分にとって冬をはそんな感じ。
気温がマイナスになるような夜でも、三脚を立ててカメラを被写体に向けて長秒露出で撮る。
シャッターが閉じるまで待ってる時間もそれほど苦にはならない。
河南町 持尾展望台より
Nikon D800 with 28-300mm 8sec f16 38mm ISO400
この場所は今年の1月に雪が降った時以来である。写真を初めてからちょいちょい来てる場所ではあるけど、そんなに夜景が綺麗というわけでもないので、マジックアワーを狙って撮影してみた。
結論から言うと、これは失敗作。だけども手間はかかってる。
適正露出から1EVづつ露出を変えて、-2.0、-1.0、0、+1.0、+2.0、という形で5枚撮った写真を、それぞれモノクロとカラーで現像して10枚をPhotomatix Pro というソフトで合成してHDRにしている。
カメラ雑誌「デジタルカメラ」で紹介されていた表現である。
D800のブラケット機能が上手く使えなかったので、マニュアルで露出を変えて撮影した為、一枚ごとに時間が空いて、曇が動いているのでずれてしまった。なんか出来の悪い3Dみたいだ。
カメラのブラケット機能を効率よく使えば、連射できたのに...
家に帰ってブラケット機能を復習したら上手く行ったので、自分の操るカメラを細部までしっかりと把握しておく事は重要なんだなって思った。
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