2015年10月6日火曜日

【イベント】倉敷美観地区 青空将棋道場に行ってきました

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10月4日に開催された倉敷美観地区 青空将棋道場に参加して、指導対局をして頂きました。

今年の4月から将棋をはじめてはや半年、そろそろネット将棋だけでなくリアル将棋も指したいと思っていたのですが、なかなか将棋道場に行って見知らぬ人と将棋を指すのは敷居が高いと思っていました。とりあえずは関西将棋連盟がおこなっている将棋セミナーを受けてみようかと思っていたのですが、倉敷美観地区で女流棋士による青空将棋道場で指導対局をしてもらえるイベントがあるということで、岡山撮影旅行も兼ねて楽しめる一石二鳥のチャンスだと思い、一人車中泊旅行の準備をして出かけて来ました。

倉敷美観地区 青空将棋道場 案内
http://www.shogi.or.jp/topics/event/2015/08/post_1263.html

将棋連盟の案内以上に詳しい情報が無かったので、行ってみていろいろ判断するしか無いと思っていました。とりあえず車は倉敷文芸館の地下駐車場に停めました。8時から20時まで最大料金が820円なので、周辺の有料駐車場よりもかなり安かったです。

イベントは午前10時から12時と午後13時から15時の二回となっており、各受付が開始三十分前からとのことでした。私は午前の部に行ったのですが、9時35分ぐらいに行ったら整理番号券が配布されており50番の番号札をもらいました。午前の部は60番までだったので、結構人気があるのだなと思いました。なお今回から対局料として2000円がかかりますが、対局後に対局した女流棋士の色紙とA4サイズの小さなトートバッグがもらえる形に変更されたようです。以前までは無料だったみたいですが、色紙をもらえるのも良いと思いました。

受付の流れは、整理番号券を貰う、番号を呼ばれたら受付へ、名前と出身県などを書き対局料2000円を払う、番号の若い方は女流棋士を抽選で選べる棒を引ける(整理番号20番ぐらいまで?)その後女流棋士の元へ行く、それ以降の番号の人は対局が終わった所の女流棋士の元に順番に案内される。こんな感じですかね~

受付の近くで番号を呼ばれるのを待っていると、この方が...

菅井竜也 六段

す、菅井竜也六段だ!!!
菅井先生といえば、序盤の研究家で新手メーカーという若き天才です。なぜここに?と思いましたが、岡山在住なんですね。声をかけるのにめっちゃ緊張しましたが、写真撮影を快く引き受けてくれました。まだ23歳ですが、いずれタイトルを取るんじゃないでしょうか、期待してますよ。

ちなみに女流棋士の写真撮影もOKで、指導対局中も声をかけたりしなければ気軽に撮って良いとのことでした。倉敷美観地区は外国の方も観光で訪れていましたが、着物の女性は珍しいので写真をパシャパシャ撮っていましたね。私も今回6名の女流棋士が来られたので、全員撮影してみました。

高浜愛子女流三級
高浜愛子 女流三級

読み上げの声が可愛らしい先生です。最近の成績が厳しいようなので、頑張って頂きたいですね。


高群佐知子女流三段
高群佐知子 女流三段

ちょうど撮影している時は小学生ぐらいの男の子との指導対局が終わった時で、「いっぱい攻めたね♡」というような感じで男の子を褒めていました。やっぱり褒められると楽しくて将棋頑張っちゃいますよね。将棋はマイナーなゲームなので、普及は大事だなと感じました。

藤田綾女流初段
藤田綾 女流初段

最もメディアの露出が多い女流棋士ではないでしょうか。ニコ生などの聞き手ではふわっとした優しい感じですが、流石に4面指しの指導対局ではキリッとしていてカッコ良かったです。

伊奈川愛菓女流初段
伊奈川愛菓 女流初段

現役医大生という肩書も持つ異色の女流棋士です。羽生名人の大ファンとしても有名ですね。今後はどちらの道に進むのでしょうか、その辺りも注目ですね~

塚田恵梨花女流二級
塚田恵梨花 女流二級

なんとまだ17歳の女流棋士です。両親ともにプロ棋士で、お母さんは高群佐知子女流三段です。口を真一文字に結び、凛とした感じで指導対局していたのが印象的でした。

そして今回、私の指導対局をして頂いた中村桃子女流初段。
中村桃子 女流初段

中村桃子女流初段といえば最近トヨタのウェブCMに登場したことでも話題になりましたね。


手合は2枚落ちで指導対局して頂いたのですが、なにせリアル将棋はほぼ初めてということで、駒を並べる段階から緊張で手が震えてしまって、大橋流の並べ方もせずにシャッシャッと並べてしまいました。もちろん緊張を加速させる要素として中村先生が美人であるということも影響しています^^;

指導対局がはじまって10手ぐらいは手が震えましたが、慎重に考えていると震えも止まって、ネット将棋よりも深く手が読めたと思います。

具体的な棋譜までは覚えていないですが、最終的な局面はこちら。
指導対局

40分で指導対局は終了なのですが、ここまで進みました。簡単に説明すると、私(盤の下側)が四間飛車に構えて棒銀で攻めて行き、角金交換をして、なんとか飛車を成り込んだ形です。対局後、感想を頂けるのですが、「こちらが参ってますね」とのこと。変な手は指さなかったようなので、その点は一安心でした。ですが、この局面から寄せに行く手は見えなかったので、詰将棋や必至問題をやっていかないと、これから伸びないだろうなと思いました。

最後に正面から写真を撮らせてもらいました
中村桃子 女流初段

普通に撮るとテントのひさしの部分がバックに写り込んで美しく無かったので、少ししゃがんでもらいました。ありがとうございました。

頂いた色紙
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凌雲と書いてあります。青雲ではありません(^^ゞ

凌雲の意味ですが、雲をしのぐほど高い、あるいは俗世を超越している、といった意味があるようです。もっと精進してそういう手を指してみたいですね。

1年以内に初段になろうと思っているのですが、最近はネット将棋で三級から伸び悩んでいました。しかし今回イベントに参加して指導対局をして頂いて、ちゃんと時間を使って考えれば変な手は指さないということも分かったし、終盤力が無いことも分かったので、今後は写真撮影趣味と並行しながら、そして楽しみながら将棋の勉強もしていきたいと思います。


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