まえまえから天体写真は綺麗で、自分でも撮りたいと思っていました。
ただ特別な機材が必要でそれなりに機材に投資しないといけないので二の足を踏んでいましたが、とうとう足を突っ込んでしまいました。
購入したのは、TOASTの「TP-2」というモバイル赤道儀です。
どういうものかというと、天体を自動で追尾する装置です。
ここで写真を御覧ください
北の空を撮影 星の軌跡を150枚合成
その時のブログ
道の駅「田辺市龍神ごまさんスカイタワー」でペルセウス座流星群を撮影してみた!
星は地球の自転で1時間に約15度ほど見た目の位置が動いています。
長秒露出をすると星が流れてしまう為、星を点として写真に写す事が不可能です。
これを補うために星を自動で追尾するのがモバイル赤道儀というものです。
今回私が購入したのは、「TP-2+ポーラファインダーユニット+キャリングケース」がセットになったものです。TOAST Online Shopで購入しました。送料と代引き手数料込みで111,300円でした。
実際にどういう装置か写真でご覧ください。
左から モバイル赤道儀本体、ポーラファインダーと取り付けリング、単三電池を入れる外部バッテリーと電源ケーブル。電源ケーブルは出力側がUSB端子になっています。
これが自由雲台を固定するパーツ
先ほどの雲台を固定するパーツをここに取り付けます
この台座が回転することによって、星を追尾するようになります。
極軸調整はこの穴から覗いて北極星を視野の中央に合わせます
モードは豊富です
星を追尾するSTAR、太陽を追尾するSUN、月を追尾するMOON、星の追尾速度を1/2にして地上の風景が流れて写真に写ってしまうのを抑えるSTAR Landscape、タイムラプス用に1時間あたりの回転角度を調整するモードが6つあります。
本体にバッテリーと起動スイッチはありません。写真右下のDC INPUTから電源を供給する形になります。
外部電池ボックス
ここに電源ケーブルを差し込んでスイッチをONにするとモバイル赤道儀本体が起動します。
単三アルカリ電池使用でおよそ7~10時間駆動するようです。
ちなみに私が持っているモバイルバッテリーで試してみましたが、使用可能でした。
ただし、このモバイルバッテリーは本体にONスイッチはありますがOFFスイッチはありません。自動で電源OFFになるタイプなので、TP-2のような本体にスイッチが付いていない機器に接続する場合は、あまり使い勝手が良くありません。
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こういうスイッチがON、OFF出来るモバイルバッテリーがTP-2には使いやすいと思います。
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三脚につけてみました
極軸合わせ用のポーラファインダーの取り付けは固定ネジを回して取り付けるタイプ
キャリングケース付きのセットを買いましたが、キャリングケースが安心のLowepro製。
キャリングケースに本体など付属品を入れてみましたが、すべて綺麗に収納出来ます。
全体的な所見は、電池ボックスの作りが良くないのと、ポーラファインダーが中国製というのがマイナスポイントです。あと方位磁針と角度計が本体に付いていないのもマイナスでしょうか。
TP-2本体は日本製でしっかりしています。重量も1.3kgと重いですが、本格的なドイツ式赤道儀に比べれば軽いものです。
ちなみにほかにもモバイル赤道儀の候補もありましたが...
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どちらのモバイル赤道儀もTP-2よりかなり安いですが、搭載可能重量が2kgまでとなっている為に選択肢から外しました。私が持っている機材はカメラD800(バッテリー込で1kg)でレンズの重量がどのレンズをつけても800gはあり、そこに雲台の重量を入れると2kgを超えてしまうためです。
あとTP-2にはLandscapeモードやタイムラプスモードがあり、映像を撮影するのにも使えると思って購入しました。
今後は使用感などを長期的にレポートして行きたいと思います。
今後は使用感などを長期的にレポートして行きたいと思います。
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