思い出のマーニー公式サイト http://marnie.jp/index.html
喘息を患う少女「杏奈」が療養先で発見した湿っ地屋敷(しめっちやしき)で、美しい金髪の少女「マーニー」と出会う物語ですが、マーニーとは一体何者なのか?という点が物語の核になっています。
もちろんここでは正体を明かす事はしません。しかし正体を知った時に私は泣きました。涙もろいのでね(^^ゞ
全編を通じて心を閉ざした杏奈の心理描写が描かれています。きっと米林宏昌監督はこういう少女の成長を表現させたら右に出る者はいないんじゃないかなと思いました。前作の「借りぐらしのアリエッティ」でもそうでしたね。
例えば宮崎駿監督の作品なら大きなテーマとして「自然との共生」といったものを考えさせられます。風の谷のナウシカやもののけ姫は代表的な例ですね。
対して米林宏昌監督の大きなテーマは「少女の心の成長」になっていくのかな?と考えたりしました。まだ2作目なのでわかりませんけどね。
ちなみにこの映画は声優初挑戦の二人の女優さんも注目です。
杏奈役の高月彩良さんは16歳。この映画で初めて知りましたが、非常に耳に心地よい声をしていて、初挑戦とは思えないぐらい杏奈の役を演じきっていました。
マーニー役の有村架純さんは21歳。有村架純さんは失恋ショコラティエなどのドラマで知っていて、大変かわいい女優さんなんですが、声優としてもマーニーの無邪気な面と暗い面を見事に演じきっていました。
この映画を一言で表現するなら「絆」だと思います。
観たあとの爽快感もありますし、この夏オススメの映画ですね。夏休みに観る映画に悩んでいる方はぜひ「思い出のマーニー」を観てください。杏奈の年齢が12歳ですから、その前後の年齢より上の方であれば共感出来ると思います。
P.S プリシラ・アーンさんが唄う主題歌も耳に心地いい音楽で大好きになりました。
原作 ジョージ・G・ロビンソン
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